池野さんの育てる肉厚でおいしい川上しいたけ
おおい町川上ののどかな山に囲まれた自然豊かな場所にある
川上しいたけ生産組合さん。
今回お話を伺ったのは、生産者の池野さんです。
池野さんは祖父の代から約30年続くしいたけ栽培を受け継ぎ、
現在は、生産者として11年目を迎えられます。
こちらでは、菌床栽培による高品質なしいたけの生産が行われていて
農薬を使わない安心安全な農業に取り組んでおられます。
菌床とは、おがくずに米ぬかなどの栄養を混ぜて固めたもので、
重さは、3㎏あって、一株あたりしいたけ6パック分も収穫が!
発生室と栽培室が全部で5部屋あり、全部で18000株栽培されているそうです。
室内の気温は15℃から20℃で、夏よりも秋冬涼しい時期がしいたけの成長に
適しているそうです。
実際に部屋の中に入らせていただきましたが、すごくひんやりしていました。
池野さんいわく、しいたけがなかなか成長しない時は
刺激を与えて、上から叩くとポコポコと成長してくるみたいです。
↑実際に叩いてポコポコ成長したのがこちら
衝撃でした。本当に鉄の棒のようなもので叩いていました。
池野さんにおすすめの美味しい食べ方としいたけの自慢ポイントを
教えていただきました。
しいたけを逆さにして醤油とマヨネーズを垂らして焼く!
もう想像しただけでお腹が鳴ります。
うちのしいたけはどこのしいたけよりも肉厚でキレイとおっしゃっていました。
たしかに、その通りだと思います。
しいたけをお買い求められる方の中には、リピータの方もいらっしゃって
どのしいたけよりも美味しいとおっしゃっています。
主な出荷先は、JA・ハーツ生協や、
京都のホテルの料理にも使用されているそうです。
とても綺麗なしいたけです。
今回の取材を通して、
池野さんのしいたけづくりに込められた思いに触れることができました。
本当に貴重な時間となりました。