お魚とお米への愛情たっぷり 若狭三蔵の荒木さん
今回お話しを伺ったのは、おおい町安川にある工場、若狭三蔵代表の荒木さん。

地元の水産会社や寿司店で長年魚と関わり続けてきた経験をもとに、
現在は棒寿司やおむすび作りに取り組んでおられます。
この経験を生かして、たくさんの人に新鮮でおいしい魚を食べて欲しいとおっしゃておられました。
工場の仕込みは朝早く、スーパーの納品時間に合わせて、
夜中の12時や2時から作業に入る方もおられるとか。
お米を精米する機械では、45分で4升を一度に20釜ほど炊き上げて、さらにお米の品種によって、炊き方や水の量も違うそうです。

機械を使う工程の他に、魚を捌いたり、詰めたり、ひとつひとつ丁寧に手で仕上げられています。
節分の恵方巻きの季節になると24時間お米を炊いているそうです。
お米にもこだわりがあって、
使用しているのは地元産(名田庄、佐分利、福井産)のお米。
精米をしてから日を置かずに炊飯して、お米本来の旨味を損なわないように工夫されています。
押し寿司に使用されているお酢は、無農薬のお米で長期熟成発酵なので、深いコクと芳醇な味わいだそうです。
ミニパック醤油は、調味料が一切使用されていない醤油で生姜も地元の名田庄商会の無添加のもの。
今回、荒木さんにお話しを伺って、人情味溢れる人柄と
魚への愛と安心で安全なものを届けたい、熱い想いが伝わってきました。
当店オススメの彩寿司は、今後、若狭の季節の魚を取り入れていきたいとおっしゃっておられました。
彩寿司はその名の通り、色鮮やかでとても綺麗ですね。
他の棒寿司もどれも身が厚くシャリとの相性がバッチリです。
道の駅若狭おばまに来られた際は、若狭三蔵さんのお寿司を
ぜひお買い求めくださいませ。